2004/08/28

さくら出版漫画原稿不正流出とまんだらけ

 さくら出版って出版社が潰れたとき、そこに預けてあった漫画の原稿が行方不明になり、気づいたら「まんだらけ」に売っぱらわれていたという事件があります。

 漫画の原稿を持ち逃げして売っぱらったのは、さくら出版の元社長でした。
 一時期大騒ぎになって、漫画原稿を守る会ってのも出来て、いろいろ活動がなされました。
 見つかった原稿は、可能な限り漫画家の下へ返却されているようです。
 2004年5月9日には、漫画原稿を守る会も閉会されて、さくら出版と漫画家の間の問題は一段落ついた感が有ります。

 しかし、事件が公になる前に、まんだらけにてお客に売られてしまった分の問題があります。
 まんだらけは、事件が起きたのは漫画家の原稿に関する意識の問題だとか、盗品だとは知らなかった等と言っています。
 状況からして、知らなかった訳はないんですけどね。
 さらに、まんだらけに残っていた分の原稿については、店頭価格で漫画家に買い取ってもらうと言っていたりしました。
 仕入れ値ではなく、店頭価格ですから、まんだらけの言い値で買い取れって事です。
 他にもいろいろと、まんだらけって漫画家に敬意を払って無いフシが見受けられて、あまり良い印象を持てませんでした。

 その後、何も動きが無いなと思ってたら、どうやら、漫画家がまんだらけに損害賠償を請求してたみたいです。
 以下、読売のニュース
 破産した出版社から流出した漫画原稿を販売したのは違法として、レディースコミックで知られる漫画家の渡辺やよいさんが、古書店を経営する「まんだらけ」(本社・東京都中野区)に約1030万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、東京地裁であった。

 棚橋哲夫裁判官は「被告は原稿の所有権の確認を怠っており、所有権を得たとは言えない」と述べ、同社に約18万円の支払いを命じた。

 判決によると、渡辺さんは、依頼された作品10点を出版社に渡していたが、2002年4月、出版社が破産。原稿がまんだらけに持ち込まれた。渡辺さんは原稿料などを根拠に損害額を算定したが、判決は、古書店などでの原稿の販売価格を基準に損害額を算定した。

 なんか当然の結果って感じがします。

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